今更ながらの評価2010/08/10 08:22

ベスト16という結果を残した岡田ジャパン。
結果そのものはもちろん賞賛に値するものだが、果たして岡田氏を手放しで褒め称えるだけで良いのだろうかとも思う。
土壇場の開き直りと結束力が日本善戦の要因と言われる様に、そこには明確な戦略など何も見えなかったし、極論すれば単に運が良かったに過ぎないとも言える。
そもそも、土壇場で開き直らなければならない事態を招いた二年半を総括せずに、今回の結果だけを見て手のひらを返すように「岡田監督で良かった」と論調を変えるのはおかしいと思う。
岡田氏は一貫して自らの哲学を貫いただけのつもりかも知れないが、今回の結果が必然と言うのなら、少なくとも日本代表監督としての合意形成能力・発信力があまりにも弱すぎた。選手の意思統一がなされたのは、正に土壇場だったのだから。
未だに次期監督は決まらないが、明確な戦略に基づき「勝つべくして勝つ」日本代表を作り上げられる人物が待望されるのは言うまでもない。

情けなや2010/05/25 07:33

半ば予感は有ったが、あっさりと韓国に惨敗した岡田ジャパン。
気負うばかりで何の工夫もない選手も不甲斐ないが、何よりも情けないのは、敗戦後の監督コメントだ。
残り僅かな時間の中で代表をどう立て直すのかを語るべきところ、出て来た言葉は意味の無い詫びと自らの進退伺いの結果報告だ。
この人は、敗色濃くなる試合終盤に、代表チームの今後ではなく自分の去就のことを考えていたのだろうか?

かくして、前代未聞の最悪の状態でWCに臨むことになった日本代表。
言うまでもなく、この段階で進退伺いをする様な人物に代表監督を任せ続けた協会の責任は果てしなく重い。

何をいまさら2010/04/07 20:44

岡田監督ではWCで勝てないのは、アジアカップ予選を見れば誰が考えても明白だったはず。
今、正にセルビアに惨敗しつつある姿が、このままでは確実に、本番で繰り返されるだろう。
しかし、これは岡田監督の責任ではなく、岡田監督を更迭しなかった協会の判断ミスに他ならない。
オシムの離脱が日本代表にもたらした不幸は、かくも大きい。
今からでも遅くないから、もはやオシムに救いを求めるしかないのだが。

ああ、朝青龍2010/02/08 08:23

いくら引退したとは言え、大相撲トーナメントの最中にハワイ旅行。しかも、プライベートで来ているから邪魔するな、と。

この男には最初から最後まで「日本の国技で身を立てた」という認識が皆無だったらしい。
やはり、引退ではなく解雇が妥当だったのではないか。
少なくとも、引退相撲など開催してやる必要はない。

近ごろ往生際の悪い人たち2010/02/03 08:55

言うまでもなく、小沢幹事長と朝青龍関だ。
顔つきも、どことなく似ているが他にも共通点は多い。何しろ、片や民主党大躍進の立役者、言わすと知れた大政治家であり、片や優勝回数25回を誇る大横綱だ。ご両人とも強い意思と行動力が体からほとばしっているかの様に見える。
しかし、成功と過剰な自負は、時として人間を変えてしまう。青雲の志を抱いて純粋に未来に向かっていた頃のご自分たちが今を見たら、いったい何を思うだろうか。
これは成功していない人を含め誰にでも当てはまる事ではあるけれど。
ともあれ、確固たる社会的地位を築いた人たちには、その地位・収入と引き換えに責任ある行動が求められるのは当たり前の話で、行動規範となるのが「名誉」や「プライド」なのではないか。
自らの言動に責任を持たす釈明もせずに、ただ意固地になるだけでは、先人から受け継がれた、その地位だけに与えられた名誉を汚すばかりだ。

と考えていたら、この期に及んでの相撲協会の「事件は実は起きていなかった」工作。
どうやら、横綱だけではなく、協会自体が行動規範を無くしてしまっているようだ。

WBC監督は2008/09/11 07:57

今度は「王監督しかあり得ない」と、ナベツネが言い出したそうな。
今や正に日本球界のガン細胞。一体いつまで、この老人が好き勝手にふるまうのを許しておくつもりなのだろう。
球界の発展に貢献して来た自分が一目置かれてしかるべきとでも考えているのだろうが、「たかが選手」「たかがファン」という発想しか持ち得ぬこの老人に1日でも早く引導を渡さぬ限り、もはや真の野球ファンは日本野球を見限ってしまうだろう。

バカも休み休み言え2008/09/02 19:44

NPBがWBC監督人事につき、北京で惨敗した星野氏の続投を否定せず、結局コミッショナーに一任したと言う。
現役監督には負担が大きいというのが大きな要素らしいが、ふざけるなと言いたい。
いったい今回の惨敗の責任を、何と考えているのだろう。
大きな代償を払った北京の屈辱を晴らす明確な意思表示もなく、波風が立たぬ選択の志向。これでは真剣に日本代表を応援して来た国民が浮かばれない。
つまるところ、これまでこんな緩い感覚で事を運んで来た日本プロ野球のオーナー達が、国際試合での全日本チーム活躍への最大の足枷となっているのだろう。北京惨敗の責任は、彼らに有るとしか思えない。

ああ、そういうことか2008/08/26 11:57

あのナベツネが、WBCの監督は星野氏で行くべきと発言したそうな。
誰もが北京での惨敗で星野氏に全日本監督の能力が無いと認識し、いったい今回の人選の責任は誰にあったのかと考える中での、この発言。
そもそも、北京に向け星野氏を選んだ全日本野球会議という組織そのものが不透明であるのだが、つまりは、こうした過去の遺物のような老人が影響力を持っているということらしい。
このナベツネ氏、巨人に都合の良いことばかり露骨にゴリ押ししてプロ野球の衰退を招いただけでは飽きたらず、WBCの栄光まで汚そうというのだろうか。これを老害と言わすして何と言う。
これで、今回の惨敗の本当の理由が解った気がするが、星野氏が「恥」という言葉をご存じなら、万が一要請があったとしても、当然ながら丁重に辞退して欲しいものだ。

帰国会見でも2008/08/24 23:22

「全ては自分の責任」と口にしながら、一方では審判批判をする星野氏。口の乾かぬ先からの、これは責任回避でしかないし、このオリンピックを通して繰り返して来た様に、あまりにも支離滅裂なふるまいだ。
「敗軍の将、兵を語らず」などと問題の本質をうやむやにしようとしているが、これも本気で自分が悪かったと思っていない証拠だし、まるで敗因は選手にあったかの様な言い方だ。
こんな人物を代表監督選定した全日本野球会議と、ただ頑固なだけで何も仕事をしなかったこの人に振り回された選手が、これでは可哀想すぎる。

星野J惨敗2008/08/22 20:54

明らかに指揮官のチグハグな采配で落とした試合。
「すべては自分の責任」と口先で言っているが、一方では「これが俺のやり方」と居直り反省の色などなし。
そもそも、こんな人に日本代表を任せたのが大きな間違いだった。
無能なコーチ陣の選任も含め、いったい誰か本当に責任を取ってくれると言うのだろう。