いつまで続く官僚の腐敗2006/02/03 17:58

ふざけるなと言いたい、防衛施設庁の官製談合。

昔から言われつづけているが、国民の血税を食い物にする
こうした汚職は、全て「天下り」が元凶だ。
談合を進めた河野某ら現職と、建設会社に天下ったOBとの
一体になった犯罪であり、現職には将来の天下りを保証し
OBには天下り先での存在価値を与える言語道断な「システム」
なのである。

これほど国民をバカにした話があるだろうか。
なぜ役人が民間企業に天下ることを、期間限定ではなく
永久に禁止できないのか?
天下ること自体を「犯罪」としない限り、官僚の腐敗は決して
無くならない。

皇室典範改正論議より大事なこと2006/02/09 18:08

今国会で皇室典範改正法案をどうするとか、マスコミを筆頭に
論議が盛んだが、そんなことより遥かに大事な論議を忘れていませんか。

小泉改革の本丸として、事ある毎に「改革の成果」として強調されて来た
道路公団民営化論議の結末だ。
7日に国交省の諮問機関である国幹会議なるものが開かれ、
地方の利便(?)の為に3/4も国税を投入する新直轄方式の対象を
新たに7区間追加し、あまつさえ、根本的に作る意味を見直すはずの
「抜本的見直し区間」についても着工中止となった区間など一つもなく
着工あるいは着工先送りと勝手に決定してしまった。
結局、「作ると決めた道路は何が何でも作る」という結論が最初から
決まっていた訳で、こんな結末が「改革」である筈がない。

大衆に対する改革者としてのパフォーマンスだけで、真の改革など
主導する気のさらさら無い「小泉改革」の実態とは、こういうものだ。

ベンチャー精神と幼児性2006/02/14 11:43

ついに罪状認否のまま起訴された堀江被告。

検察から電子メール等の証拠を示されても「それが偽造でない証拠が
ありますか?」などと、この期に及んでも自らの行いを認めず、
弁護士には「最後まで検察に屈せず、逆にやり込めてやった」などと
得意げなのだという。
こうした情報がつぶさにマスコミに流れるのは明らかに不自然であり、
おそらく検察が意図的に情報をリークしているとしか思えないが、
それでもこれが本当だとしたら、何と身勝手な人間なのだろうと思う。

自らの行いを振り返るでもなく、他人からの批判に対し過剰なまでに
反発し攻撃的防御を展開しようとする。
こうした性向は小泉首相と驚くほど類似しているが、これはいったい、
なんという幼児性なのだろう。
新しいビジネスモデルを開拓するベンチャー精神と自己利益を目的に
既存の価値観をご都合主義で否定する精神は、似て非なるものだと思う。

役人天国・日本の実態2006/02/15 11:57

民間企業への天下りのみならず、公益法人や独立行政法人などに
役職員として天下りしている国家公務員が昨年4月時点で2万2093人
に上ることが衆院の調査で明らかになった。
天下り先団体数も全部で3987にも及ぶという。

こういう人たち全てが給与/退職金などで国民の税金を二重・三重にも
食い物にするばかりか、天下りの悪習が意味の無い外郭団体を生み出す
原動力となり、行政の肥大化・非効率化をもたらしているのだ。
社会の公僕たるお役人様たちが、天下に恥じる事もなく国民の血税を
私物化し、正にやりたい放題だという、この実態に目が眩む思いだ。

間抜けとしか言い様がない民主党2006/02/23 18:51

いったい、何をやっているのだろう。

自信たっぷりに名指しで武部氏を非難するには、
当然それなりの確証と証拠が必要不可欠のはずだが
信じられないことに、どうやら永田議員は検証も無しに
「ガセネタ」に飛びついたということらしい。
そして、この問題を国会の場で出すからには、当然党執行部の
了解が必要だと思うのだが、チェック無しに党幹部がGOサインを
出したということなのだろう。

全く、開いた口が塞がらない。
これが政治家としてのプロの仕事とは思えない。
総選挙での大敗から立ち直るどころか、前原体制になってさらに
後先考えぬ党首のスタンドプレーや不祥事が絶え間なく
自民党独裁の後押ししかしていない状況が続いている。
この政党に二大政党としての役割を期待するのは愚かなことだと
民主党自らが宣伝しているようなものではないか。

もしかして、今回の「ガセネタ」は、自民党の罠だったのではないだろうか?

民主党前原代表が2006/02/26 11:33

サンデープロジェクトに出演。
今回の大ポカにどう決着をつけて立て直しを図るのか注目したが
この期に及んでも自らの非を認めようとせず、嘘メールは棚に上げて
女の腐ったような言い訳を繰り返し、ついには逆切れして
コメンテーターに食ってかかる始末。

今の民主党の面々は党首を筆頭に、何故総選挙で自民党に大敗したのか
国民が民主党に何を求めているのかが、未だに本当に理解出来ていないのだ
ということがよく解った。